20264/5SUN

本日開館

極楽寺薬師如来立像ごくらくじやくしにょらいりゅうぞう

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別彫刻
所蔵先極楽寺
法量-
文化財指定京都府暫定登録文化財(彫刻)

ヒノキの一木から彫出した内刳の無い一木造の薬師如来立像である。衲衣を偏袒右肩にまとい、下半身に裳をつける。切付螺髪に彫眼、三道を彫出し、左手に持つ薬壺も共木である。球体に近い頭部に貫通しない耳朶、肉のくびれを強調した二重顎と分厚い唇は、難しい風貌を表し、太づくりの体躯に鑿を強く打ち込んで胸の線や衣文を力強く表現している。地髪との区別が不明瞭な肉髻には、刀痕も生々しい方眼状の螺髪を刻み、まさに敵対するものを力でねじ伏せる霊性秘めた尊容を具現化する表現となっている。