20251/30THU
本日開館
尾を除く全体を一木から彫り出す。顔を正面に向け、前足と後足の間隔が狭く、タテガミがしっかりと体躯に付いて流れる姿は、古い時代の狛犬を思わせる。眼が大きく、鼻面が短く、かつその縁が四角いことは、祭礼に出る獅子頭に近い印象を受ける。二躯とも角の痕跡がみられることから、もともと一具のものかは不明である。
尾を除く全体を一木から彫り出す。顔を正面に向け、前足と後足の間隔が狭く、タテガミがしっかりと体躯に付いて流れる姿は、古い時代の狛犬を思わせる。眼が大きく、鼻面が短く、かつその縁が四角いことは、祭礼に出る獅子頭に近い印象を受ける。二躯とも角の痕跡がみられることから、もともと一具のものかは不明である。