20256/4WED

本日開館

小金岐八幡宮獅子狛犬こかなげはちまんぐうししこまいぬ

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別彫刻
所蔵先八幡宮社
法量-
文化財指定-

小金岐八幡宮社に鎮座する獅子狛犬像は、鎌倉時代の姿を受け継ぐ優れた像である。力強い像形で、直毛のタテガミは、先端が尖って前にたなびかせている。表情にも威厳が感じられる。玉眼や角が欠失していることが惜しまれる。前足の構えや耳の形、角の痕跡等から、二躯とも狛犬と考えられる。元は二組の獅子狛犬であったものが、両獅子が失われたことから狛犬同士が対となったとも考えられる。しかし一歩踏み出す前足の左右が異なることから、当初から一対のものとも考えられる。二躯とも規格性が感じられることから、江戸時代の作と考えられる。