20256/10TUE
本日開館
文禄5年(1596)に下矢田で行われ、記録された検地帳。亀岡では、文禄5年の検地帳が山階・南掛・下矢田・江島里村のもの4点確認されている。記載内容は統一的で、一筆ごとに小字地名をはじめ、地目と等級・面積・石高・名請人を列記し、総計に等級ごとの面積・年貢率・年貢高、そして最後に総面積と村高が記載されている。検地奉行として名前が記されている尾池清左衛門は、文禄・慶長期の亀山城主前田玄以の家臣として、史料上確認できる人物である。
文禄5年(1596)に下矢田で行われ、記録された検地帳。亀岡では、文禄5年の検地帳が山階・南掛・下矢田・江島里村のもの4点確認されている。記載内容は統一的で、一筆ごとに小字地名をはじめ、地目と等級・面積・石高・名請人を列記し、総計に等級ごとの面積・年貢率・年貢高、そして最後に総面積と村高が記載されている。検地奉行として名前が記されている尾池清左衛門は、文禄・慶長期の亀山城主前田玄以の家臣として、史料上確認できる人物である。