20259/3WED

本日開館

丹州亀山城下之絵図たんしゅうかめやまじょうかのえず

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別歴史資料
所蔵先亀岡市文化資料館
法量42.5×64.0
文化財指定-

正保5年(1648)から貞享3年(1686)まで亀山藩主を勤めた藤井松平家の家老家に伝わった絵図。本丸部分の記入は簡素だが、侍屋敷には拝領者名と思われる人名が記されている。絵図の作成年代は明記されていないが、描かれている寺社をみると、延宝年間(1673~81)に本町に創建された西念寺と、明暦4年(1658)に松平(藤井)忠晴が亀ヶ淵に創建し、貞享3年(1686)の移封にともなって武蔵国岩槻(埼玉県さいたま市)に移された光照院が描かれていることから、延宝年間から貞享3年の間に制作されたものと推測できる。