202411/15FRI

本日開館

鶏形埴輪(坊主塚古墳出土)にわとりがたはにわ(ぼうずつかこふんしゅつど)

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別考古資料
所蔵先亀岡市教育委員会
法量-
文化財指定-

死者を送る儀式の時に、死者の再生を願う意味をもつ埴輪。この鶏形埴輪は、鶏冠と嘴の下に肉髯の痕跡が明瞭であることから雄鶏である。雄鶏は、『古事記』や『日本書紀』にも記載されるように、夜明けを告げる「時告げ鳥」「常夜の長鳴き鳥」とも呼ばれ、葬送儀礼の中で行われる被葬者の再生儀式で重要な役割を担う、呪術的な意味合いを持たせたものである。

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