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本日開館

犬甘野の御田いぬかんののおんだ

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別その他
所蔵先-
法量-
文化財指定京都府登録無形民俗文化財

7月第1日曜日に、西別院町の松尾神社で行われる、豊作を祈る行事。 「御田」は、実際の季節よりも前に、稲作の様子を演じることで、その年の豊作を祈る祭りである。祭礼では、早乙女役の男子小学生2名と、アトシ2名、牛使い1名、太鼓叩き1名が、「田まわり」「代かき」「田植え」の様子を、本殿前の上の広場と下の広場で、休憩をはさんで2回演じる。牛使いが操る「牛」は、カラスキの先に、麦藁の束を朴の葉でくるんだ胴体を取り付けて、カラスキを引くウシに見立てたものでである。1回目は厳粛におこないますが、2回目はぐっとくだけた感じで演じるので、見物人の歓声もにぎやかとなる。