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桜石(菫青石仮晶)さくらいし(きんせいせきかしょう)

基本情報

作成者-
制作年-
文化財種別その他
所蔵先-
法量-
文化財指定国の天然記念物

六角中の結晶の断面に、まるで桜の花びらのような模様が表れます。 この結晶は、高温のマグマと接触してた泥岩が、熱による変性作用で、六角柱の結晶に変化することで生まれる。他の地域でも花崗岩の近くではこのような結晶が見られる場所もあるが、ここ亀岡市薭田野町柿花の桜石は、特に結晶が美しいことから、江戸時代から知られており、大正11年(1922)に国の天然記念物に指定された。 桜石が産出する近くに、桜天神として知られる神社があり、菅原道真ゆかりの桜の木が枯れたが、木の下にあった石に、桜の模様がついたとする伝説がある。【亀岡市の石】