202411/15FRI

本日開館

特別展

第40回特別展 矢部朴斎と『桑下漫録』 ~近世地誌に描かれたふるさとの姿~

令和6年11月9日(土)〜12月15日(日)

開催概要

 矢部朴斎は、亀山藩士として藩校の邁訓堂懸(まいくんどうかかり)や舊記懸(きゅうきかかり)等の要職を歴任し、薬物を研究する本草学者や、医者、儒学者、俳人、歌人など幅広い人脈にも恵まれました。その人脈によって培った学識を基盤として、『桑下漫録(そうかまんろく)』『盥魚庭落葉(たらいのうおにわのおちば)』等の地誌を著した矢部朴斎は、ふるさとかめおかを代表する先人の一人であり、今回の展示では、著作本や筆写本を通して、その人となりや業績を紹介します。

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基本情報

展覧会名第40回特別展 矢部朴斎と『桑下漫録』 ~近世地誌に描かれたふるさとの姿~
会期令和6年11月9日(土)〜12月15日(日)
時間午前9時00分~午後5時00分
休館日月曜日
開館時間午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人:400円、小中学生:200円
※文化資料館友の会会員、障がい者手帳を提示の人と、その介助者は無料 ※30人以上の団体は1割引 ※11月16日(土)、17日(日)は関西文化の日のため入館料無料

関連事業

講演会 文化財講座① 矢部朴斎の著作本等からみた朴斎の人脈

時間:11月24日(日) 午後1時30分~3時00分
場所:亀岡市文化資料館3階研修室
内容:矢部朴斎が残した多くの著作や筆写本から、朴斎の学識や人脈の広さについて探っていきます。
講師:樋口 隆久(当館職員)
参加費:無料
定員:30名


講演会 文化財講座② 近世における地誌編纂と矢部朴斎

時間:12月8日(日) 午後1時30分~3時00分
場所:亀岡市文化資料館3階研修室
内容:本草学や地理学等幅広い視点で著作した矢部朴斎について、近世地誌編纂の中での位置づけについて考えてみます。
講師:鈴木 亜香音さん(佛教大学非常勤講師)
参加費:無料
定員:30名


講演会 展示解説

時間:11月17日(日)、11月30日(土)、12月7日(土)午前10時~11時
場所:亀岡市文化資料館 展示室Ⅰ、Ⅱ
内容:特別展の展示品について展示担当者が詳しく解説します。
講師:樋口 隆久(当館職員)
参加費:無料
定員:先着20名


関連事業の申し込みについて

文化財講座
※文化財講座①は11月12日(火)から申込受付開始
※文化財講座②は11月26日(火)から申込受付開始
(いずれも、定員になり次第締め切り)

展示解説
※申込不要

電 話:0771-22-0599
F A X:0771-25-6128
メール:kamebun.entry@gmail.com

第1章 亀山藩士矢部朴斎の学識と人脈

山陰丹府桑田亀山図、丹波国絵図 他

第2章 矢部朴斎著作本・筆写本からみた朴斎と人脈

桑下漫録、丹波風土式、出雲風土記 他

第3章 『桑下漫録』『盥魚庭落葉』に見るふるさとの姿

国恩寺坂上田村麻呂像、菅沼定昭画像、文覚寺十一面観音立像 他